一斉休校の余波 ①

新型コロナウイルスの拡散防止のため、学校が一斉休校の措置となった。100年に1度ともいわれる国難を乗り切るためには、致し方ない措置だろう。一斉休校によって、どの程度拡散が防げるのか、または教育を止めることで、どの程度、生徒への影響が出るのか…。正解はわからないが、まずは生徒と家族の健康と安全を最優先するのは、賢明な判断であったと、後に語れることを期待したい。

幸いにも私学では、3月には定期試験と年度末の評価算出、そして卒業式など、新たな学習内容に入ることは少ない学期であるため、学習面では挽回ができないほどのダメージはないように思われる。むしろ、新年度でクラス替えをするため、友達に会えなくなることや年度を締めくくる行事が中止や延期になるのは残念だろう。

しかし、長期間にわたる休校措置となった場合には、どのような影響が出るのであろうか。新年度に入っても休校措置が続けば、自学習用の課題送信だけでなく、オンラインでの授業対応も求められることになるであろう。その時に、オンライン化に対応できる学校と対応が遅れる学校では、大きな差がつくことになり、ひょっとしたら学校選択の新しい指針になるかもしれない。

また、このような状況ではあるが、本校では卒業式を挙行する予定である。それは、卒業式や入学式は、「生徒のため」であるが、それ以上に「保護者のため」でもあると考えている。保護者の方に成長した姿を見ていただき、教育の成果を感じ取っていただき、学校から感謝の意を伝えることも責務であると考えている。それゆえ、安易に卒業式を中止にすることはできない。

このように、式典や行事に対しても学校の姿勢が反映されることになるであろう。授業のオンライン対応に続く、「学校選択の新しい基準」になるかもしれない。新型コロナウイルスが終息した後、学校選択の基準は、どのように変化するのであろうか…。注目していきたい。

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