ダブル・ディプロマ・プログラムとは? ①

近年、耳にするようになった教育プログラムの一つに「ダブル・ディプロマ・プログラム」(以下DDP)というものがある。元々は、先進的な大学で取り入れていた「国内の大学と海外の大学の2つの卒業資格を得ることができるプログラム」、すなわちダブルディグリーのことであった。しかしながら、アクティブラーニングの学びやプレゼンテーションスキルなど、高等教育で行っていた学びを先取りする私立中高が増えたことで、他の教育プログラムも中高が先取りを始めてきた傾向になっている。その一つが、このDDPである。

中高での留学といえば、2週間程度の語学研修、3ヵ月程度の短期留学、6ヵ月以上の中長期留学に分類されるが、いずれも海外の生活を経験することや異文化を体験することなどに主眼が置かれている。確かに、海外での経験=留学は大きな意味を持ち、以前であれば社会でのアドバンテージになっていた。

しかし、近年では留学する生徒が当たり前になり、地域も期間も拡大している。中には国内で、ネイティブと英会話のレッスン(宿泊型でもオンラインでも…)も留学経験と呼ぶところも出てきている…。

留学体験が一般化する中で、本当の留学は何か?次世代に求められる留学とは、どのようなスタイルなのか?そして、生徒にとって意味のある留学とは何か?を考えたとき、このDDPを思いついたのである…。

②へつづく…。

 

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