「次世代教育」だからこそ、圧倒的基礎学力が必要である

学び方のスタイルが変化しても、(「基礎学力」の必要性は誰しもが感じるところであろう。本校(神田女学園中学校高等学校)では、「圧倒的基礎学力」と称して、すべての生徒に基礎学力の向上を行っている。教育機関であるから、当たり前のことのように聞こえるが、数年前のアクティブラーニング(AL)が流行ったころから、基礎学力の必要性が軽視される風潮もあった。

さらに、探究型の学びが主流になっている昨今では、プレゼンテーションやフィールドワークなど、スキルや活動に目が向き、「探究学習で学力が伸ばせるのか…」というような議論まで生まれ、一方では「基礎学力がついていることを前提」とした探究活動が行われ、もう一方では「学力向上には向いていない」として、活動=行事のみを探究活動と称している場面も見受けられる。前提となるのは、ALも探究型学習も「学び方のスタイル」であり、学力を向上させることとは別のアプローチなのである。しっかりとした「基礎学力」をつけるには、それにふさわしい学びが必要であり、そのスタイルとして、講義型やALや探究型が存在しているのである。当然、「基礎学力」がなければ、どんなスタイルで学ぼうが、単なる練習や雑談に終わる可能性が高いことは、容易に想像いただけると思う。

教育のニーズが変化し、学び方のスタイルが変わる時期だからこそ、「学ぶことの本質」を振り返り、「圧倒的基礎学力」を追及する姿勢が、より強く求められることであろう。

 

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