神田女学園とは

東京都千代田区にある、129年の伝統を誇る中高一貫の「女子教育校」です。中学受験、高校受験、帰国生受験で入学した生徒たち約400名(2019年5月)が通学しています。

英語教育や第二外国語教育に高い評価をいただいており、言語を学びたい女子生徒に人気の女子校です。また、グローバルコース(中学・高校で設置)では、3ヵ月以上の留学をすることができ、学力としての英語だけでなく、コミュニケーションとしての英語力の向上にも定評があります。

英語と第二外国語を指導するネイティブ教員とバイリンガル教育で、総教職員の約半数を占めているため、日常的な援護環境があるのも特徴的です。

そして、2019年度から、英語教育と第二外国語教育を強化し、本格的な言語教育を行うため、英語を使うことから、「エイゴで伝えること」をより重視し、母語(日本語)の活用も強化した「トリリンガル教育」(母語・英語・第二外国語)を行う、都内で唯一の言語教育に力を入れている学校として、再評価を受けています。

また、言語運用能力を高めるために、従来の3ヵ月以上の留学制度に加えて、アイルランドに1年半以上の留学で、現地の卒業資格を取得できる「ダブルデイプロマプログラム」を正式に開講し、次世代の留学を担うパイオニアとして、受験業界で高い注目を得ています。

教育の仕組みにも次世代の教育を取り入れ、単なる探究型やアクティブラーニング型でなく、「教科の枠を超えた学び」「社会の最適解を探究する学び」そして「言語運用能力の向上」を合わせた、独自の「リベラルアーツ教育」を展開しています。圧倒的な基礎学力の定着と向上に加えて、実社会の最適解を考えながら、「知識の活用」を行っている学びは、「本物の次世代教育」として多くの学校が参考にしています。

さらに、「女子校」ではなく、「女子教育校」としているのは、女性を「社会の中での役割」に分類し、それを担うために教育をするのではなく、「品格ある個人」として、教育を行う、すなわち「女子教育」を行う学校としての想いが込められています。「品格ある個人」に成長するために、生徒は学校生活や各種行事、部活動や委員会活動などに主体的にかかわり、「よりよくするため」にどのような行動が必要かなどを、仮説を立てて解決する探究型の学校生活を送っています。

なお、女子ソフトボールの強豪校として知られており、2018年度は高校女子ソフトボールで東京都優勝、2019年度は、全国中学体育大会で優勝し、日本一になるなど、学習や学校生活だけでなく、部活動も盛んで、近年では東京都女子私学の中で、最も勢いのある学校として注目されている学校です。