「オンライン授業」への対応 ①

自宅学習期間も2ヵ月を過ぎ、多くの私学では徐々にオンライン授業への対応が進んできている。残念ながら、公立の学校では、学校単位として対応しきれていないと聞く。そもそも公立の学校に通学する以上は、学習面や生活面のサポートは、ご家庭が中心であることを理解しての事だろうから、緊急時の対応までを求めるのは酷だろう。中には、高い志をもって、個人で対応している先生もいるが、組織的に対応してもらうことを望むのは難しいと考えた方が良いと思う。自宅学習への対応以前に、生徒が命を絶たなければならないような痛ましい出来事が起こったとしても、責任の所在は明確ではないし、場合によっては担任も雲隠れする…など、当事者意識が高いとは言い切れない環境だからだ。

しかし、私学には、緊急時においても生徒と保護者に対する責任があると考えている。授業料を払っているので…という前に、強い使命感と高い教育理念を持って、教育の現場に立っている教員が多いことや保護者に納得いただき、入学していただけることが、いかに「貴重な事」であるかを知っているからだ。それゆえ、どんな場面であっても生徒への対応に手を抜く学校や教員は少ないと思う。今回の自宅学習でも、私学ならではの対応が突出して目立ったように感じている。

多少なりとも神田女学園でも、自宅学習期間に、できうる限りの生徒対応をさせていただいた。「オンラインでの授業」は、もちろんであるが、オンラインでの「HR」や「生徒との面談」、「メンター(司書・養護)による学習相談」「オンラインでの部活動」など、通学しているかのような手厚いサポートを心掛けさせていただいた。「一人でいても独りにさせない」というコンセプトで、先生方と丁寧な対応をさせていただいたおかげで、生徒や保護者も「安心して自宅学習期間を過ごすことができた」と、たくさんの感謝の言葉をいただいた。

「生徒のために…」という当たり前の想いや行動が、「どれだけできるのか」が緊急時には試されると感じている。この気持ちを持ち続けている私学では、対応が早く適切であったように思うし、そこまでは…という私学では、適度な対応で終わったようにも感じている。

実は、一言に「オンライン授業」といっても、その内容は様々である。次回は、「オンライン授業」のレベルや私学によっての対応の差について、見聞きしたことをお話させていただきたい。

 

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